- この記事でわかること
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- 喫煙者は合成ルテインサプリに注意
- 天然ルテインを使用しているサプリならOK
喫煙者はタバコとルテインを同時に摂取すると、癌のリスクが高まるのではないかと噂が飛び交っています。
ルテインはほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜の中に多く、余程の偏食家でなければ毎日取り入れている形となりますので喫煙者にとっては一概には信じがたい話ですよね。

こちらの記事ではルテインと喫煙(タバコ)の関係について解説しています
タバコとルテインを同時に摂取すると癌のリスクが高まる?
100%確実に癌のリスクが高まると言い切れるわけではありませんが、天然のルテインではなく石油から作られた合成ルテインを喫煙者が同時に摂取すると副作用が引き起こされやすいという調査結果が出ました。
- タバコ・ルテインと癌
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- タバコを吸っている人はただでさえ肺ガンのリスクが高い
- 更に合成されたルテインを摂取すると発症のリスクが益々高まる
このように考えられるため、喫煙者は合成ルテインの摂取を絶対に避けなければなりません。
癌にならないとしても、タバコを吸う人やお酒を飲む機会の多い人は合成ルテインの摂取で下記の副作用が引き起こされやすいと考えられています。
- タバコと合成ルテインによる悪影響
- 胸焼け、吐き気嘔吐、目のかゆみや腫れ、喘息や咳、胸痛
目へのダメージを和らげて健康体を手に入れるどころか、逆に不快な症状で悩まされやすいというわけです。
もちろん、合成ルテインを含むサプリメントの摂取を控えるだけではなく、できる限り禁煙してタバコをやめた方が良いでしょう。
喫煙者は非喫煙者と比べてみると、視力の低下や失明の原因となる加齢黄斑変性を発症するリスクが3倍にも膨れ上がります。
男性の方が女性よりも加齢黄斑変性を発症しやすいのはタバコが原因なのではないかと考えられていますので、健康のためにも少しずつ禁煙へと取り組んでみてください。
天然ルテインであれば喫煙者も摂取してOK!
発ガン性物質を帯びる恐れがあるのは、タバコと合成ルテインを同時に摂取した場合に限ります。
つまり、喫煙者であっても食品やサプリメントの中に含まれている天然ルテインであれば摂取しても大丈夫なのです。
「天然ルテインを含むサプリメントを摂取して癌のリスクが高まった」といった研究結果は特に報告されていませんし、天然の成分で悪影響があるとすればほうれん草やブロッコリーなどの食べ物を食べることができませんよね。
天然のルテインを毎日摂取していると以下の効果が期待できます。
- ルテインの効果
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- 紫外線やブルーライトなど有害な可視光線を吸収する
- 活性酸素による網膜の変性を未然に予防する
- 加齢黄斑変性症や白内障など目の病気を予防する
目の健康を維持するに当たって欠かせない栄養素ですので、日々の食生活で不足している方はサプリメントで補いましょう。