ホットアイマスク

この記事からわかること
  • 目を温めるとドライアイ・疲れ目・眼精疲労を改善できる
  • 目を温めるときの注意点
  • 効果を最大限に生かす方法

ドライアイへの効果

詳細
ホットアイマスクや蒸しタオルは目元をじんわりと温めますよね。

この目が温まるという状態が、ドライアイ改善には効果的なのです。

血流の改善
目を温めて眼球の周りの血流が良くなると、涙腺や周りの筋肉の働きがスムーズになり自然と涙が増えて目が潤います。
ルテインくん

血流によって酸素が運ばれて目の酸欠を防ぎ、ドライアイ改善に繋がるのですね

マイボーム線の詰まりを解消
目を温めるとマイボーム線に詰まっていた油が溶けます。汚れもふやけて浮いてくるでしょう。
ルテインくん

繰り返すことでマイボーム線がきれいになって、乾燥を防ぐ油が十分に分泌されるように改善していきます

ドライアイの原因を知ると、ホットアイマスクや蒸しタオルが効果的なのも納得することができます。

ドライアイの原因は?
ドライアイの原因パソコン作業、コンタクトレンズの使用、マイボーム腺の分泌低下(涙不足)、乾燥した部屋、夜更かし、加齢

疲れ目・眼精疲労への効果

詳細
目を温めることは疲れ目や眼精疲労にも効果的です。

筋肉をほぐす
目の周りを温めると緊張していた筋肉がほぐれて緩みます。
ルテインくん

固まっていた筋肉が柔らかくなることで目の神経も緊張から解放されます

血流の改善
筋肉がほぐれたことで血流も改善されます。
ルテインくん

血の巡りが良くなると酸素の流れも良くなり目の傷や疲れが解消されます

リラックス効果
目元を温めると血流が良くなりポカポカになります。
ルテインくん

気持ちがリラックスして睡眠の質が上がり、目の疲れを解消しやすくします

眼精疲労の原因がわかると、ホットアイマスク・蒸しタオルが効果的なのも納得です。

疲れ目・眼精疲労の原因は?
パソコン作業などの細かい作業、涙が少ない、近視、乱視、老眼、白内障・緑内障などの眼病、目以外の疾患

ホットアイマスク・蒸しタオルの効果を最大限引き出す秘訣

ホットタオル

目を温める時間はどれくらい?

目を温める時間は10分ほどにしましょう。3~10分で目への効果が十分実感できます。

それ以上温めてしまうと、皮膚がかぶれてしまったり炎症を起こして赤く腫れてしまったりするので注意してください。

赤みがひかなくて毛穴も開きっぱなしになるという最悪のケースに繋がらないように、1日10分を目安にしてください。

ルテインくん

長く温めればいいという訳ではありません

目を温めるのに最適な温度は?

だいたい35~45度くらいの温度が適切です。

市販のアイマスクは約40度で温まり、電池式だと切り替えができます。

蒸しタオルの温度は?
手で持ってみて心地よいと感じるくらいの、体温より少し熱い温度です。それがだいたい40度になります。

600Wの電子レンジで1分~長くても2分ほど温めると完成。

直後は物凄く熱いのでやけどに注意して取り出してください。

ホットアイマスク・蒸しタオルはどっちがおすすめ?

蒸しタオルはいつでも簡単に家庭で作ることができるので便利ですが、やけどの心配やすぐに冷めてしまう欠点もあります。

そのため10分間ずっと温まり続けるホットアイマスクがおススメです。

すぐに温まってやけどの心配もないですし、10分経つと自動的に温度が下がってくるので時間もわかりやすいですね。

目を温めるときの注意点

注意点

冷やしたほうがいい場合

軽度の疲れ目や、目の充血、熱を持っていたり炎症を起こしているときは、目を冷やした方が良い場合もあります。

冷罨法と呼ばれ、症状を軽くするために冷やす療法です。

ルテインくん

冷やす行為は手段の一つとしてとらえてください

目元を冷やして血管を収縮させると、元に戻ろうとする力が働いて正常な状態になりますね。

また血管の開きによる充血や炎症も抑えることが可能。

目を温めた後の過ごし方

温まった後はリラックス状態なので体も目も休めてあげましょう。

そのままマスク・タオルを外して横になり目を閉じて、流れが良くなっている血流の邪魔をしないようにしてください。

筋肉もゆるんでいるので体全体がほぐれて気持ちの良い状態です。

動き回らないで
いきなり動くと頭痛や立ちくらみを引き起こすこともあります。

夜寝る前やお風呂上りのくつろぎタイムの時に温めると、そのまま就寝に入れますね。

職場で目を温めるときは?

会社の昼休みなどに目を温めて休むと、仕事の内容が頭の中で整理されて効率が良くなります。

一旦リフレッシュすることで再度やる気が出てきたりもするので、貴重な休憩時間は目を温めて休んではいかがでしょうか。

ルテインくん

一呼吸置いてから仕事に戻りましょう