- この記事でわかること
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- 食べ物での摂取は問題ない
- 天然ルテインサプリは問題ない
- 合成ルテインサプリは注意
視力の低下が気になり、ルテインを摂取して予防しようと考えている方は少なくありません。
ルテインが持つ遮光効果(有害な光のダメージから守る)やアンチエイジング効果(目の老化を防ぐ)により、視力の低下を防ぐことができるのです。
しかし、そんな目に良いルテインを妊娠中に摂取しても大丈夫なのか、疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

こちらのページでは妊娠中・授乳中のルテイン摂取についてまとめています
ルテインは妊娠中に摂取しても大丈夫?
- デリケートな妊娠中の身体には悪影響が引き起こされるかも
- もしかしたらお腹の中の赤ちゃんに有害なのかも
上記のように妊娠中は些細なことにも過敏に反応してしまうのは仕方がないのですが、ルテインは食べ物の中にも含まれている天然の色素ですので安心です。
パセリやケール、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜の中に多く含まれていて、体内へと取り入れることで効果を発揮します。
どの食べ物の中にもビタミンやミネラルなどの栄養素も多く、ルテインと合わせて妊娠中に食べていれば健康体の維持に繋がりますね。
ただし、ルテインをサプリメントで摂取しようと考えている妊娠中の女性は注意しなければなりません。
一口にルテインと言っても、以下の2種類に大きく分けられます。
- 2種類のルテイン
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- 天然ルテイン⇒食べ物の中だけではなく目の細胞にも存在している
- 合成ルテイン⇒石油から作られた成分で過剰摂取による副作用が報告されている
合成ルテインをサプリメントから過剰に摂取した場合、喘息や胸焼けなど不快な症状の副作用が報告されているのです。
当然のように妊娠中に取り入れた時はお腹の赤ちゃんにも悪影響が及ぶ恐れがありますので、目の保護でサプリメントを飲む際は天然のルテインが入っているのかどうかで比較しましょう。
もちろん、天然のルテインが使われていても他に危険な添加物が含まれていては全く意味がなく、自分勝手な判断でサプリメントを飲むのではなくかかりつけの医師へと相談するのが無難ですよ。
ルテインは授乳中に摂取しても大丈夫?
授乳中も妊娠中と同じように、赤ちゃんへの影響を考えて合成ルテインの摂取はなるべく控えなければなりません。
妊娠中の女性と比べるとそこまで神経質にならなくても良いのですが、赤ちゃんの体内にも成分が行き渡る可能性は十分にあります。
- ルテインが赤ちゃんの体に入る仕組み
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- 授乳中の女性がサプリメントで合成ルテインを摂取している
- 母乳を通して赤ちゃんの体内へと入り込む
- 過剰に摂取していると副作用のリスクが高くなる
このようなメカニズムで赤ちゃんの身体へと移動するため、口にするものには細心の注意を払うべきです。
しかし、天然のルテインをサプリメントで摂取するのであれば、赤ちゃんへの悪影響は特に考えなくても良いでしょう。
サプリメントの中に配合されていてもほうれん草やブロッコリーなどの食べ物の中に入っているルテインと働きは全く一緒ですし、1日に6mg〜10mgという目安量を守っていればOKです。
授乳中の女性が食生活の乱れで摂取すべき栄養素が偏っていると母乳の質が悪くなり、「赤ちゃんが全く飲んでくれない」「赤ちゃんの成長に支障が出る」といったリスクがあります。
栄養素の補給という観点で授乳中にサプリメントを飲むのは選択肢の一つですので、ルテインもビタミンも目安摂取量を守って健康体をキープする努力をしてみてください。