こちらのページでは保湿メガネの効果やメリット・デメリットについて解説しています。
「保湿メガネってなに?効果あるの?」
「メガネをしている人も使えるの?」
「有名なJINSの保湿メガネって買いなの?」
このような疑問を持っていた方は必見です。
保湿メガネ(ドライアイメガネ)の効果

慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授のアイデアを元に開発されました。

ドライアイに関する論文をいくつも発表してテレビ出演もしている有名な教授です
フレームの側面に保湿タンクを設置して、容器内の小さな穴から水が蒸発する仕組みになっています。
目の周囲に適度な湿気を保ち、最大保湿率は58%にもなるのです。
- 保湿率とは?
- JINS独自の実証実験で、メガネを1時間半装着した場合の後半の10分間における目の周りの湿度のことです。通常のメガネに比べると保湿メガネは15.5ポイントも高い保湿力が確認されました。
眼科医院でも取り扱われるほど、その保湿力に優れています。
またフレームも立体的になっているので、外気や風からも目を守り乾燥させません。
この高い保湿力が目の乾きを改善してドライアイから守ってくれます。
保湿メガネ(ドライアイメガネ)のメリット
乾燥が抑えられる
何より目の乾燥を抑えられます。タンクの水は4~5時間ほど保湿を維持するので仕事や勉強に長時間集中できますね。
何かに集中するとまばたきの回数が減り徐々に目が乾燥してきますが、保湿メガネの水分によって目の潤いを保つのです。
涙が出るほど潤うわけではなく、乾燥しない程度に蒸発した水が目を守ってくれます。
目薬の回数が減る
普段目の乾燥が気になる方は目薬が手放せませんね。短時間に何度も点眼して逆に乾燥を招くこともあります。
保湿メガネは目を乾燥から守るので辛い乾きを感じさせず、目薬の回数も減らせるでしょう。

目薬をさす手間がなくなるのは嬉しいですね。
1日に1回も点眼しなくてもよくなるほど、保湿メガネの効果は大きいです。
違和感なく装着できる
保湿タンクが付いているので、分厚いゴーグルのように強靭な見た目なのかと心配してしまいますが、実はとてもオシャレです。
カラーは8色あり、レッドやブルー、イエローやグリーンなど好みも選べます。
スクエア型のフレームでシャープな見た目のラージタイプと、オーバル型のフレームでやわらかい印象のミディアムタイプがあります。

一見保湿メガネとは思えないスタイリッシュな見た目です。
そして軽さとフィット感に追究した形で、目が痛くなりにくく、ずり落ちも防止してくれるのです。
耳に掛かる部分のテンプルエンドはラバー素材になっているので、耳の形にフィットするように簡単に調整できます。
いかにも保湿メガネのような見た目ではなく、おしゃれで使いやすい形状なので違和感がありません。
目の疲れが軽減される
目が乾燥すると、目が疲れるだけでなく目の周りの筋肉が凝ったり、頭痛の原因になったりもします。
目が乾燥しないだけで眼精疲労の対策にも繋がり、疲れを緩和することができるでしょう。

乾燥も嫌ですが疲れが溜まるのも辛いですよね。
テンプルエンドを調整できる点も疲れにくさに繋がります。
風・ほこりが直接目に当たらない
特殊設計のフロントフレームなので、エアコンの風や外気などが目に直接当たることを防ぎます。
花粉対策メガネではないので全てをカットするわけではありませんが、一般的なメガネよりは防御できますね。
排気ガスや空気中のほこり、たばこの煙、紫外線からも目を守るのです。
保湿メガネ(ドライアイメガネ)のデメリット
水を入れるのが面倒
保湿タンクに水を入れるのが面倒だと感じる人は多いです。スポイトで小さな穴に水を入れるので急いでいるときや仕事中は難しいかもしれません。
また、水道水ではなく蒸留水を入れることを推奨されています。浄水タンクがなければミネラルウォーターでもOKです。
水道水に入っているカルキは目に良いものではありません。清潔な水が必要なのです。

毎日のこととなると確かに面倒かもしれません・・
水を用意したり、スポイトで補給するのが面倒だと感じる場合は保湿メガネを長く使えない可能性があります。
手入れが手間
保湿メガネのタンク部分はいつも水分があるので毎日洗浄・消毒しなければなりません。
市販のコンタクトレンズ洗浄液を使用して6時間程度浸けておきます。
この手入れを怠ると、保湿タンクに水垢が生じたり異臭を放ったりすることもあるのです。

清潔にしないと目にも悪いですね。
視界が狭い
今まで細いフレームのメガネで過ごしていた場合は視界が狭いと感じることがあります。
どこを見ても保湿タンクが目に入り、気になって仕方がないという場合も。
ふちのあるメガネに慣れていないと、最初のうちはストレスを感じることがあります。
JINSモイスチャー(Moisture)の口コミ・レビュー
パソコン作業には欠かせません
パソコン作業で目薬を手放せないのほど目の乾きに悩んでいたので、JINSの保湿メガネを購入しました。不器用なのでタンクに水を入れる作業は多少面倒に感じます。でも作業中は目がしぱしぱする感覚や目の乾きが感じられなくなったんです。目薬をさす回数も劇的に減りました。うるうると潤っている感じはしないのですが、乾燥はしないのできっと丁度良い湿度に保ってくれてるんだと思います。作業にも集中できるし効率が良くなりました。水の補給を忘れずに今後も使い続けます。
メガネが重いのが残念
正直言うと微妙です。眼精疲労や頭痛をもともと感じやすいからか、保湿メガネが重く感じます。水を入れるとずっしりして頭が痛くなります。あまり満杯に入れないで試してみたところ、なんとなく効いてるのかな?くらいです。コンタクトが突っ張る感じは無くなりました。でも視界が狭いし長時間付けていると疲れます。パソコンやスマホを操作する短時間だけ装着するつもりです。
目の乾燥対策に最適です
手入れが面倒ですが重宝しています。以前、忙しかった時に1か月くらい手入れをしないで使用していたら、保湿タンクから変なにおいがしたのですぐに消毒しました。しっかり乾燥させてからまた使用したら問題なかったです。使用感は気に入っています。デザインもカッコいいし、軽くて耳にフィットするのでかけ心地が良いです。目の乾燥も防いでくれています。職場はちょっとほこりっぽくて目が乾燥したりゴミが入ったりしやすい環境ですが、保湿メガネのおかげで乾燥はしないし目を清潔に保ってくれます。長く使い続けるために大切に使おうと思います。
JINSモイスチャー(Moisture)のQ&A
メガネの上からつけられる?
よくメガネの上からつけられるサングラスや老眼鏡がありますが、保湿メガネは異なります。
普通のメガネを2つ重ねているのと同じなので、決して上から装着しないでください。
オプションで度付きレンズへ変更可能なので、度付きを希望なら購入時に依頼しましょう。
ブルーライトはカットできるの?
ブルーライトカット率25%、38%、60%の3種類から選ぶことが可能です。カット率が上がればレンズの色も茶色っぽくなります。

ちなみにノーマルのレンズでも紫外線を99%カットしてくれます。
お手入れは簡単?
そして水を入れた状態のまま逆さまに置いたり不安定なバックの中に入れたりしてはいけません。

普通のメガネより慎重に扱いましょう。
こうした使用上の注意やお手入れの手間があるのであまり簡単ではありません。
水垢がついたまま使用すると目に菌が付着することもあるので、お手入れは怠らないようにしましょう。