手元が見えづらくなってきて老眼がが進行してきた・・でも老眼鏡は付けたり外したりするのが面倒だ、という方も多いですよね。
そんなときに選ぶ選択肢として遠近両用コンタクトがありますが、本当に実用的なのでしょうか?
実は落とし穴がある遠近両用コンタクトについておすすめしない理由をご紹介します。
老眼用の遠近両用コンタクトをおすすめしない理由
目が疲れる
老眼用の遠近両用コンタクトは、「何もしないよりも近くも遠くも一応見える」という状態になるので、目が疲れやすくなってしまいます。
- しっかり見えないと目が疲れる
- しっかり見えていないと目がピントを調節しようと筋肉が緊張してしまいます。
それにたいして、一般的な遠近両用コンタクトレンズはレンズの中心部が老眼用、周りが近視用の度数になっています。
遠近両用レンズは両方の度数を安全な範囲で見えるように作られているので、劇的に視界がクリアになるわけではありません。

見え方としては綺麗に見える視界と比べると7割程度に落ちます。
目の筋肉の緊張が続くと目が疲れやすくなり、酸化ストレスも溜まってしまいます。
メガネに比べても眼球に対する疲労は溜まりやすくなるので、老眼を促進させかねません。
眼精疲労によって別の眼病を発症してしまわないように注意が必要です。
費用がかさむ
遠近両用のコンタクトレンズは、通常のものと同じくソフトレンズとハードレンズがあります。
ソフトコンタクトレンズ
ソフトレンズには、2週間で取り換える2weekタイプと、1日使い捨てのワンデイタイプがあります。
1Dayと2Weekの価格比較(目安)
1Day | 2Week | |
---|---|---|
90日分 | 1,8000円程度 | 6,000円程度 |
2weekタイプの相場は1箱に6枚入ったものが3000円前後です。両目分が必要なので2箱で6000円となります。
6枚入りなので3か月もちます。となると1か月あたり2000円程度です。

2週間以上は使用しないでください。
それにたいして、一般的な1Dayタイプは30枚入りや90枚入りなどで売られていることが多いです。
30枚入りの場合、1箱3000円前後が相場となります。90枚入りだともう少し安く買うことも可能になります。
毎日装着する場合は、両目合わせて1か月あたり6000円となります。
- Point
- 1Dayタイプは洗浄する手間がなく使い捨ては便利ですが、毎月続くとなると痛い出費になるかもしれません。
ハードコンタクトレンズ
ハードタイプは耐久性に優れているので2~3年同じものを使うことが可能です。
種類にもよりますが1枚5000円~1万円で購入することができます。

最初の負担は大きくても長く使えるのは良いですね。
2枚で1万~2万円となるので、2年間使うとすると1か月あたり、416円~833円となりました。
ソフトレンズに比べると価格は安くなりますが、壊れてしまうと買いなおさないといけないので注意が必要です。
その他の費用
- レンズ以外の費用
-
- 洗浄液
- 検査等
- 点眼薬等
レンズ自体の費用を紹介しましたが、コンタクトレンズを使用するには洗浄液や専用ケースが必要なので定期的に購入しなければなりません。
さらにコンタクトを処方してもらうときは眼科で診察を受ける必要があるので、眼科に掛かる費用も考える必要があります。
場合によっては点眼薬を処方されたり、目の傷の検査を受けたりするので思わぬ出費がかさんでしまうこともあります。

コンタクトを付けるためには色々お金がかかります
管理が面倒になる
ソフトもハードもコンタクトを扱う以上、その管理はしっかり行わなければなりません。
洗浄の手間
まずは洗浄液で毎日こすり洗いすることが重要です。液が勿体ないからといって浸すだけでは意味がありません。
- Point
- 指の腹を使って表と裏をしっかり洗うことで、その日一日で付いた汚れやゴミを洗い落します。

力を入れ過ぎずに表面の汚れを取りましょう。
よく洗わないとゴミが付いたままになり、翌日装着した時に眼球に傷がついてしまいます。
使用期限がよく分からなくなる
期限があるレンズを使用する際に管理を怠ってしまうと、「このコンタクトいつから装着していたっけ?」となってしまうことも。
気づけば2週間以上同じコンタクトをしていた、なんてことをした人も少なくありません。
- 注意
- 使用期限は必ず守りましょう。眼病などの原因になります。
開封日時をコンタクトの箱に記入したり、カレンダーにしるしをつけたりして管理する人もいますが、正直面倒に感じてしまいますよね。
途中でコンタクトを紛失することや破けてしまうことがあればまたやり直しです。
左右で期限がバラバラになって訳が分からなくなってしまう場合もあります。
定期検査が面倒
コンタクトを購入する時期になると眼科で検査を受けなければなりません。
老眼の進行具合を診たり、視力検査、傷の度合いを確認したりと時間もかかります。
特に病院は混んでいることが多いので待っているのも大変ですよね。

大変でも検査は必ず受けましょう
老眼用のコンタクトレンズの口コミ
遠くも近くもそこそこ見えても、しっかりは見えない
遠近両用のソフトコンタクトを使用していますが、遠くも近くもまあまあ見えるという感じです。かなり見えるようになったわけではありません。少し妥協は必要だと思っていましたが、見え方の足りない部分は目立ちます。私の場合はコンタクトの上から遠視のメガネをかけて視力を補うこともあるほど。本当に「ある程度」だけ見えるのが老眼用のコンタクトレンズだと思いますね。
あまりはっきりは見えません
もともとコンタクトレンズをしていたので、年齢を重ねてきたこともあり老眼用のコンタクトにしました。違和感はなく、付け心地も悪くないです。見え方は、うーん・・まあまあかなという感じ。こんなもんだと思ってしまえばいいのですが、スマホの文字もぼやけてしまいます。時間が経つと乾燥も気になってくるし、思わずコンタクトを外してメガネを装着することもあります。老眼用コンタクトはこういうものだと割り切れば良いのでしょうが、やはりもう少しハッキリ見えると嬉しいですね。
どうしても気になる人はお試し
老眼用のコンタクトはいきなり始めなくともお試しすることが出来ます。
コンタクトレンズのメーカーにより、全国にフリートライアルを実施できる店舗が広がっているのです。

首都圏や県庁所在地だけでなく地方にもあるので安心です
メーカーサイトから実施店舗を選びます。当日は提携している眼科での診察・検査を受けて問題なければトライアル可能です。
フリートライアル対象商品の中から2weekタイプや1Dayタイプを選んでお試しができます。
使い心地が良くて気に入ったらそのまま継続購入もできるので、気になる方はまず試してみましょう。
おすすめの老眼のケア方法は?
老眼対策・老眼回復ならルテインの摂取がおすすめです。
ルテインは目の健康に効果的ですが、老眼にも良い影響を期待できます。
老眼は目の老化現象によって物が見えづらくなる症状ですが、ルテインの抗酸化作用により老眼の予防や進行を遅らせることができるのです。

そのためには早くから予防しないといけませんね
老眼の原因は日々の紫外線やパソコン、テレビなどの有害な光によるダメージです。
ルテインはこの有害な光をカットして、光のダメージから目を守ります。
老眼は長年積み重ねられてきた活性酸素のダメージにより老化の進行が早まってしまいますが、ルテインで防止することが可能です。
- 老眼になっても効く?
- 老眼がになってからの症状の改善には効果が無いとされていたルテインですが、老眼の人が飲み始めると見えやすくなったという評判もあります。
一度老眼になってしまっても、進行を抑えたり症状を緩和したりするのにルテインを摂取することは効果的です。
実際に老眼の症状が緩和されて新聞が読みやすくなった、という人もいます。

一番いいのは老眼になる前から飲み続けて予防することです。
老眼になったからといって諦めたりせずに、ルテインを摂取してみてください。
老眼をケアして目の疲れや見え方を支えてくれるでしょう。